クリーニング

オメガ コンステレーション / OMEGA CONSTELLATION

今回お預かりした時計は、オメガ コンステレーション (OMEGA CONSTELLATION)、Ref. 168.005/6でした。コンステレーションの黄金期を代表するモデルです。ノンデイト+ドッグレッグケース+Cal.551の組み合わせは評価が高く、近年は海外市場でも人気が上昇しており、「実用できるヴィンテージ クロノメーター」として非常に完成度が高い一本です。シリアルナンバーから1964年頃の製造かと思われます。ご存知かもしれませんが、コンステレーションはオメガ主要シリーズの序列(伝統的な位置付け)として最上位のシリーズで、全てクロノメーター規格となっています。
① コンステレーション (Constellation)
クロノメーター規格 必須/ 精度競技(天文台コンクール)の成果を象徴/ 最高精度・最高品質/ 当時のオメガ量産機の頂点
② シーマスター (Seamaster)
防水・耐久性重視/ 実用性のエース/ クロノメーター仕様もあるが「必須ではない」
③ ジュネーブ (Genève)
コストパフォーマンスモデル/ 高品質だが、上位との差別化あり
④ デヴィル (De Ville)
ドレス寄りの派生ライン/ 当初はSeamaster / Constellationの派生名だった
ムーブメントはCal. 551で、コンステレーション専用、または最優先供給されるムーブで、選別された地板・テンプ、厳格な調整工程、
同系統ムーブメントでも、シーマスター用とは仕上げ・調整レベルが別と言われています。
また今回のものは14K Gold Cap (14金ゴールド キャップ)仕様ですね。厚さ約200ミクロン前後の14金で、ステンレス芯に被せたケース構造です。18Kの金無垢ではありませんが、実質、凖無垢クラスと言え、特にアメリカ市場に多く投入された仕様です。
約2年前にフルオーバーホールをされ、最近では少し時間が遅れる症状が見られるとのことでした。
タイムグラファーで時計の状態を確認しましたが、約-5〜-15秒/日と少し遅れが見られるものの、大きな問題はない状態でありました。
タイミング調整を行い、平置き(文字板上)で+5秒/日くらいにプラス方向に調整しました。等時性、姿勢差は少しありますが(コンステレーションとしては)、問題ないレベルです。
ムーブメントの油の状態を確認したところ、テンプのホゾ(軸)の油がかなり減っていました。アンクルの爪、他の歯車のホゾについては油は残っていますが、少し減り気味かという状態でした。ご相談の上、注油追加(耐振装置、アンクル爪、各ホゾ上下)を行いました。また日の裏車、小鉄車の軸も少なめだったため注油追加しておきました。
ケースとブレスレットについては超音波洗浄、またプラスチック風防については、小さなキズが多く入っていましたので、キズ取り研磨を行いました。
精度も良く、とても状態の良いコンステレーションですね。定期的にメンテナンスを行えば永く使うことができる時計だと思います。
また何か不具合等がありましたら、何なりとご連絡ください。
ありがとうございました。

お預かり品
メーカー/ Maker オメガ/ OMEGA
時計/ Watch Name

 コンステレーション/ CONSTELLATION

形式/ Model 168.005/6
ムーブメント/ Movement オメガ Cal. 551/ OMEGA Cal. 551
動力/ Power自動巻 / Automatic
タイプ/ Type3針 / 3 Hands
メンテナンス内容
注油(耐振装置、アンクル、各上下ホゾ) / Lubrication (Inca brock, pallet fork, gear train)¥5,500-
片振り、歩度調整/ Adjusted beat error and time rate¥5,500-
クリーニング/ Cleaning¥1,100-
風防キズ取り研磨/ Scratch removal polishing on windshield¥3,300-
合計(税込)¥15,400-

 

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