私の愛車「アルファロメオ」について

アルファロメオという名は、車好きにとって特別な響きを持っています。私自身、長い間アルファの魅力に取り憑かれてきた一人です。現在の愛車は1994年式アルファ155 2.0 ツインスパーク 8V。この車は、1990年代のアルファらしい独特のデザインとスポーティな走りを持ち、現代の車にはないアナログなドライビング体験を提供してくれます。2.0L 8Vのツインスパークエンジンは、87年にフィアット傘下となりフィアット製エンジンになる前、アルファロメオのブロックを使用した最後の直4エンジンで低回転でのトルクは薄いものの、ちゃんと回してやれば軽快なレスポンスで、ご機嫌なエグゾーストを響かせ、峠道でも街中でも楽しさを忘れさせません。

しかし、私のアルファ愛の原点は、以前所有していた1968年式ジュリア・クーペ1750GTVです。この車はクラシックカーの名に相応しいエレガンスとパフォーマンスを兼ね備え、ドライバーに「走る喜び」を教えてくれる一台でした。軽量ボディに高回転型エンジン、そしてアルファ特有のサスペンションセッティングによるハンドリングは、いつ乗っても心を躍らせるものでした。

ジュリアから155へと時代を跨いだアルファを体験して感じるのは、ブランドとして一貫して「運転の楽しさ」を追求している点。どちらも性格は違えど、ドライバーと車のつながりを感じさせる作り込みは、他の車では味わえないものです。アルファロメオは、単なる移動手段ではなく、情熱そのものを形にした車なのです。

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